歯の白さとは、表面のエナメル質の色ではなく、その中にある象牙質の色(乳白色)。エナメル質は半透明なので、象牙質が透けて見えています。エナメル質を構成するHAP結晶(=エナメル小柱)が規則正しく並んでいると、光の透過がしっかりでき、きれいに光っているガラスのような状態に。白いだけでなく、キラキラと光沢感もあります。
歯は全部同じだと思いがちだけど、実は汚れがつきやすい場所とそうでない場所があります。汚れがつきやすい場所を重点的にケアし、そうでない場所はザっと磨く。ただ磨くのではなく、どこを磨くかを意識することが短時間で効果を出す秘訣です。▶詳細はこちら
- 乳 児:生えたばかりの乳歯はやわらかく、むし歯菌の大好物。離乳食を食べた後は湯冷ましでお口の中をきれいにしたり、少しずつ歯ブラシに慣らしていきましょう。むし歯は細菌による感染症。周囲の大人から菌がうつらないよう、スプーンの使い分けをしたり、大人自身のお口のケアをすることも大切です。
- 児 童:小学生までは仕上げ磨きを。特に6歳ごろに生える奥歯「6歳臼歯」は、かみ合わせの中心となる重要な歯。奥なので生え始めは気づきにくく、むし歯になりやすいため、注意して仕上げ磨きをしてあげましょう。むし歯ができる環境=菌が多い環境ともいえます。乳歯にむし歯ができた場合は特に、永久歯が生えた後も気をつけてケアすることが大切です。
- 妊 娠:妊娠中はホルモンやつわりの関係で、お口の中のトラブルが起きやすくなります。また、妊婦の方が歯周病にかかると早産や低体重児出産の原因になることも。できれば妊娠前に歯科医院を受診しましょう。
- 成 人:過去にむし歯などでかぶせものをしている箇所は、天然歯以上に注意が必要です。たとえば、すっぽり歯を覆うようにかぶせている場合は、かぶせものと歯ぐきの隙間をワンタフトブラシで。部分的に詰めている場合は、歯と歯の間をフロスで集中的にケアすることが大切。さらに、長年の硬い食事や食いしばりなどでミクロの傷が積み重なっているため、傷を埋めるためのミネラル補給も欠かせません。
ホワイトニング直後は、薬剤の影響でミネラル成分が抜け、新たな色を吸収しやすい状態になります(イメージは軽石)。色戻りを防ぐには、歯にミネラルを補給できる<mHAP>配合歯みがき剤がオススメです。
<mHAP>には歯にミネラルを補給する作用があります。そのため、エナメル質からミネラル成分が抜け出た状態である「初期むし歯」の段階であれば効果が期待できます。
※初期むし歯とは、むし歯の1歩手前の状態です。簡単な見分け方は、部分的に白く濁っているかどうか。ただし、鏡越しでは見えない部分もあるので、定期的に歯科医院で健康状態をチェックしてもらうことが大切です。
選ぶときにチェックしたい4つの成分。
- 研磨剤:歯垢やステインなど歯の表面の汚れを落とします。
- 発泡剤:歯磨き粉を口腔内に広がりやすくします。
※泡立つため毛先が見えづらくなります。目をつぶったまま掃除機をかけても汚れがとれないように、歯ブラシも鏡を見ながらちゃんと歯面に当たっているか、磨き残しがないか確認しながらケアすることが大切。確認しながら磨く上では低発砲タイプがおすすめです。 - フッ素:歯面の質を上げ、むし歯を予防します。
※再石灰は唾液の量に左右されるため、もともと唾液量が少ない方や服薬中などで一時的に唾液量が減っている方は注意が必要です。 - <mHAP>:「吸着除去」「再結晶化」「再石灰化」の3つの作用でむし歯を予防します。